ランニングマシンの捨て方のコツ¦ジムやフィットネスクラブ・家庭から出る場合についても解説

コロナ渦以降、ジムやスポーツクラブ・フィットネスクラブの普及率は高く、最近では駅前などに24時間営業で手軽に通えるジムがあったりホテル内に併設されていることもありますよね。
需要の高いフィットネス市場ですが、移転や閉業による健康器具の処分の際にどう処分したら良いか分からずお困りではありませんか?特にルームランナーは大きく重さもあるため、処分がややこしく感じるかもしれません。

こちらの記事では、ジムやフィットネスクラブ・スポーツクラブ・ホテル・カプセルホテルのオーナー様に向けて、ランニングマシン・ルームランナーの捨て方について分かりやすくご紹介いたします。
また、ホームジムがある方に向けて「家庭から出たルームランナーの捨て方」「処理にかかる料金」についての情報も一緒にお伝えいたしますので、是非参考にしてください。

事業から出るランニングマシン・ルームランナーの捨て方

ジムやスポーツクラブ、ホテル内のジムが閉業・事業縮小したとき、機器の買い替えをしたときなどで不要になったランニングマシン・ルームランナーを処分する際は、不燃ごみ・粗大ごみなど「一般ごみ」として捨てることはできません。
事業から出たゴミは「産業廃棄物」となるため、産業廃棄物処理業者に依頼して適切に処分を行う必要があります。

産業廃棄物とは

事業活動に伴って発生した廃棄物のうち、廃棄物処理法で定義されたもののことを言います。
定義された廃棄物は20種類あり以下のものが当てはまります。

  • 燃え殻
  • 汚泥
  • 廃油
  • 廃酸
  • 廃アルカリ
  • 廃プラスチック類
  • 紙くず
  • 木くず
  • 繊維くず
  • 動物系固形不要物
  • 動植物性残さ
  • ゴムくず
  • 金属くず
  • ガラス及び陶磁器くず
  • 鉱さい
  • がれき類
  • 動物のふん尿
  • 動物の死体
  • ばいじん類
  • 他19種類の産業廃棄物を処分するために処理したもの
  • その他

これらの産業廃棄物以外の廃棄物は「一般廃棄物」に当てはまります。

●産業廃棄物処理業者の選び方

産業廃棄物処理業者はとても多く、インターネットで検索するだけでもたくさんの業者が出てきますよね。ありすぎて、どの業者を選べばいいの…?と悩んでしまうかもしれません。

しかし、業者を選ぶ際は慎重に選定しないと、処理を委託した側にも罰則が科せられてしまう可能性があります。
廃掃法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)により「事業者は、その活動にともなって生じた廃棄物を自らの責任において適切に処理しなければならない。」と決められています。
どういうことかというと、処理を委託した場合でも処理が完了するまでは排出事業者に責任があるということです。
では、適切に業者を選ばないとどういうことになってしまうのか見ていきましょう。

①許可を得ていない(無許可)業者に委託したとき
許可を得ていないとは、都道府県や政令市の許可を得ずに廃棄物の収集/運搬/処分をすることをいい、無許可営業を行うと廃棄物処理法により5年以下の懲役もしくは、一千万円以下の罰金またはその両方が科せられます。
過去にも区役所の職員が、無許可業者に処理を依頼して書類送検されています。

②委託契約書を作成しなかったとき
産業廃棄物の処理を委託する際は、産業廃棄物処理委託契約書を締結することが法律で定められています。産業廃棄物処理委託契約書とは、排出事業者が産業廃棄物の処理を委託する際に交わす文書のことをいいます。
締結しなかった場合や委託基準に違反した場合は、排出事業者に300万円以下の罰金もしくは3年以下の懲役、またはその両方が科せられます。

③処理を委託した業者が不法投棄を行ったとき
排出事業者は直接不法投棄を行っていなくても、処理を行う業者が正しく処理をせずに不要放棄した場合は、5年以下の懲役もしくは1,000円万円の罰金またはその両方が科せられます。
また、不法投棄をされた後の処理は、すべて排出事業者責任のもと行う必要があり処分にかかる搬出・運搬費用なども負担しなければなりません。

●優良な産業廃棄物処理業者を探すには?選ぶ際のポイント

①産業廃棄物処分業許可証を取得しているかを確認する

産業廃棄物処分業許可証とは、各都道府県・政令指定都市において、産業廃棄物の処分を許可した業者に交付する証明書のことで、申請手続きをして審査に通った場合に交付されます。
許可証には「事業の範囲」という取り扱っていい廃棄物の種類・処分方法が記載されています。

 許可を取得しているか、排出する廃棄物を取り扱う許可を持つ業者かどうかを確認しましょう。

②行政処分歴を確認する

産業廃棄物処理業の行政処分とは、改善命令、措置命令、業務停止命令、許可取消処分の4種類があり廃棄物処理法を守らないときまたは守れないときに下される懲罰のようなものです。
産業廃棄物処理業者を選ぶ際には、行政処分を受けたことのある業者・今現在受けている業者は避けた方が良いでしょう。
しかし、行政処分歴は許可証などには一切記載されないため確認するには「産廃情報ネット」などから検索することができます。

 産廃情報ネットから行政処分歴がないことを確認しましょう。

③優良な産業廃棄物処理業者として認定されているか確認する

優良な産業廃棄物処理業者として認定されるには、都道府県・政令市において廃棄物処理法に基づいて優れた実績と能力を有する「優良産廃処理業者認定制度」の審査を受けて取得する必要があります。
通常に比べ厳しい基準に合格した業者が認定されるため、廃掃法に違反するリスクを下げることができます。
優良認定を受けている業者かどうかを確認するには産廃情報ネットの「優良認定業者検索」より行うことができます。

 不安なく処理を委託できる優良認定業者を選びましょう。

ジムやスポーツクラブで使用していたルームランナー・ランニングマシンの処分はアール・イー・ハヤシにお任せ

株式会社アール・イー・ハヤシは、東京都品川区と大田区に事務所・工場を構えて創業50周年を超える産業廃棄物処理業者です。東京都・埼玉県・千葉県・山梨県において「優良産廃処理業者」として認定を受けており【産業廃棄物の引き取り・処分/不要什器の買取/機密文書の処分/オフィス移転作業】を得意としています。
ご相談いただいた際は、廃棄物のプロフェッショナルがお客様に代わってごみの悩みを解決いたします。

ジムやフィットネスクラブ、スポーツクラブ、ホテル内のジムで使用していたルームランナー・ランニングマシンを処分する際はアール・イー・ハヤシにお任せください。
ルームランナー・ランニングマシンと一緒に他の不用品を処分したいとき、閉業や移転などで大量にルームランナーを捨てるときは、お気軽にお問合せください。

家庭・個人で使用していたランニングマシン・ルームランナーの捨て方

運動不足や大量作りに自宅をジム化(ホームジム)したり、ダイエットのためにルームランナー・折りたたみトレッドミルが家にあるという方も少なくはないと思います。
最初は熱心にトレーニングしていたけど、コロナ渦も明けて使わなくなったし場所もとるため、処分したい。引っ越しを機に捨てたい。という方はいらっしゃいませんか?

ここからは、家庭で使用していたルームランナー・ランニングマシンの捨て方についてご紹介いたします。費用を抑えて処分する方法や手間をかけない便利な処分方法についてもお伝えいたしますので、是非参考にしてみてください!

ルームランナー・ランニングマシンって何ゴミ?

家庭から出るルームランナー・ランニングマシンは多くの自治体で「粗大ごみ」として扱われますが、住んでいる地域によって異なる場合もあるため必ず「地域名 ルームランナー 捨て方」などで検索しましょう。
たとえば、東京都江戸川区・江東区では「ルームランナー」、目黒区では「健康器具(ランニングマシーン」として粗大ごみとして申込が可能です。

解体して粗大ごみとして扱われるサイズ(一辺の大きさが30cm以内など)より小さくなれば一般ごみとして無料で捨てられる場合もありますが、ルームランナー・ランニングマシンは解体が難しいうえに様々な部品・素材が含まれているため解体しても「粗大ごみ」となる場合があります。
解体前に一度お住まいの自治体に確認を取りましょう。

無料・費用をかけずにルームランナー・ランニングマシンを処分する方法

①購入したお店やメーカーに引取りできるか確認する

購入したお店やメーカーに不要になったルームランナーの引き取りが可能かどうかを確認しましょう。たとえば、ジャパネットたかたでは買い替え時に不要になるルームランナーやランニングマシンの下取り・引き取りサービスがあります。

②メルカリを利用して売却する

メルカリなどのフリマアプリを使用することで、ランニングマシンを売ることができます。
ただし、ランニングマシンはサイズも大きく重量もあるためどうしても送料が高くついてしまいます。また、発送の際にも車がないと運び出しができず手間がかかってしまいます。

メルカリでは着払いもできるため、アプリをインストールした後に「ランニングマシン」や「トレッドミル」「ウォーキングマシン」「ルームランナー」と検索してどのような物が売れているか・発送方法にどのようなものがあるかを確認してみても良いかもしれません。

送料や手数料は売上金から引かれるため、無料で処分できる方法といっても相違ないでしょう。

③ジモティー掲示板を利用する

ジモティーとは地元の人が使う掲示板のことで、不用品情報を掲載することができます。
運ぶのが大変なランニングマシンであっても「家から運び出しができる人限定」や「駐車場まで取りにこれる方」などと条件を付けることができるので、比較的簡単に処分することが可能です。
また、ジモティーの利用に手数料・利用料はかからないため無料で捨てることができます。
ただし、対人取引となるためトラブルが発生する可能性もあります。利用の際は十分注意しましょう。

家庭で使用していたルームランナー・ランニングマシンの処分なら不用品回収業者がおすすめ

ここまで、ルームランナーを自治体で粗大ごみとして処分する方法、費用をかけずに無料で捨てる方法についてご紹介してきましたが40~50kgほどの重さがあるものを運び出すのって大変ではないですか?
おそらくご紹介したいずれの方法でもご自身で外へ出さなければいけませんよね。車で運ぶ場合は車内に傷がつかないように対策をしたり、大きい車を用意したりとっても手間がかかってしまいます。

実は、不用品回収業者を利用すると運び出しの必要も粗大ごみ処理に必要な申込手続きも粗大ごみ処理券の購入も一切必要ありません。
業者が搬出作業から丁寧に行うため、すべてお任せで処分が可能です。不用品回収業者を検討する際は、ぼったくりなどの被害にあわないように慎重に業者を選ぶことが必要です。

大量のルームランナー・ランニングマシン・トレッドミルと一緒に他の健康器具(サイクリングバイク、ベンチプレス、鉄アレイ、ブルブルマシンなどの不用品をまとめて処分したいときは、アール・イー・ハヤシにお問合せください。

弊社で対応できない場合もグループ会社にて対応できる可能性があります。
簡単なお見積りは無料となっているため、ご納得いただいた上でご依頼いただけます。

ルームランナー・ランニングマシンの捨て方に関するよくある質問

足立区のランニングマシンの捨て方は?
足立区では、サイクリングマシン・乗馬式健康器具・ステッパー・ダンベル・ベンチプレス・ランニングマシンなどの健康器具を「粗大ごみ」として捨てることができます。
品目により処理に必要な手数料は異なるため、公式ホームページで確認してください。ランニングマシンの処理費用は2,000円です。
板橋区のランニングマシンの捨て方は?
板橋区では、ランニングマシーンとして粗大ごみで捨てることができます。処理手数料は「2,300円」です。
スポーツジムを廃業するのですが、大量のルームランナーがあります。捨て方がわからないのですが、処分できますか?
事業から出るルームランナーは「産業廃棄物」にあたるため、一般ごみとして捨てることはできません。
産業廃棄物処理業者に依頼して処分する必要があります。弊社アール・イー・ハヤシにて処分が可能ですのでまずはお問合せフォームからご連絡ください。
粗大ごみ処理券はどこで買えますか?
粗大ごみ処理券は、その地域のコンビニ・スーパー・商店などで販売しています。区や市のホームページに取り扱い店一覧が載っていますので、確認しましょう。

ルームランナー・ランニングマシンの捨て方のまとめ

 ジムやスポーツクラブ・フィットネスクラブ・ホテル内のジムで使われていたものは産業廃棄物扱いになる!

 家庭で使用していたウォーキングマシンは「粗大ごみ」として捨てよう。

 産業廃棄物処理業者なら優良産廃処理業者のアール・イー・ハヤシにお任せください。



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