鶯谷駅 廃棄物 ごみの捨て方ガイド

鶯谷駅近くの山手線エリア
 ごみの捨て方ガイド

鶯谷駅周辺で事業を営む皆様や住民の皆様へ。山手線沿いのこのエリアでは、適切なごみ処理が求められます。特に、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみの分別方法や収集日時は、地域によって異なる場合があり、注意が必要です。このガイドでは、鶯谷駅周辺の在住者向けにごみの捨て方に関する情報を網羅的に解説。収集ルールを守らないことによるペナルティや、環境問題への意識向上も踏まえ、各個人が責任を持ってごみを処理するための知識を提供します。

1. エリアの基本情報とごみの捨て方の基本ルール

1.1 鶯谷駅周辺の住民向けごみ収集エリアの範囲

鶯谷駅周辺は、台東区役所が管轄するごみ収集エリアに属します。
上野桜木1・2丁目では資源ごみは水曜日 燃やすごみは月曜日・木曜日 燃やさないごみはその月の1回目・3回目の土曜日になります。
根岸一丁目・根岸二丁目・根岸三丁目・根岸四丁目・根岸五丁目では資源ごみは金曜日 燃やすごみは水曜日・土曜日 燃やさないごみはその月の2回目・4回目の火曜日になります。
下谷は丁域によって燃やさないごみの排出日が異なりますので注意が必要です。
下谷1丁目は資源ごみは水曜日 燃やすごみは月曜日・木曜日 燃やさないごみはその月の1回目・3回目の土曜日になります。
下谷2丁目・下谷3丁目は資源ごみと燃やすごみは1丁目と同じですが、燃やさないごみはその月の2回目・4回目の土曜日になります。
その他の具体的な範囲は、住所によって異なるため、台東区のホームページで確認してください。
もしリンクが切れておりましたら、事業所の所在地を管轄する清掃事務所を確認をお願いします。(こちらにもお問い合わせフォームで指摘いただけると助かります。)

1.1.1 ゴミ袋に関して

ゴミ袋に関して。住民の方は透明なごみ袋であれば指定はございません。
下記に記載する企業向けのごみ収集では指定のゴミ袋または有料ゴミ処理券が必要になりますのでご注意ください。

1.2 企業向けごみ収集の基本ルール

鶯谷駅周辺で事業を営む企業は、台東区が定める事業系ごみのルールに従う必要があります。 事業系ごみは、大きく分けて「事業系一般廃棄物」「産業廃棄物」の2種類にわけられ 「事業系一般廃棄物」は「可燃ごみ」「不燃ごみ」「資源ごみ」の3種類に分別されます。 これらのごみを出す際には、区の収集に出すか産業廃棄物処理業の許可を受けた業者に委託しましょう。 また、これらの分別を適切に行わないと、 収集が拒否される 場合もありますので注意が必要です。

1.2.1区の収集に出す場合

1.ごみの量に応じた有料ゴミ処理券を貼り付けして、朝8時までにだしてください。
資源ごみを出す場合も同様です。1日45リットル袋で3袋まで(総量50kg未満)である場合、区の収集に出せます。

店舗と住宅が同じ建物にある場合は家庭ごみと事業ごみを分け、事業活動に伴って排出されたごみは必ず有料ゴミ処理券を貼ってください。

※有料ゴミ処理券の他に台東区指定の有料ごみ袋でも大丈夫です。
ただ有料ゴミ袋は指定の場所でしか購入できないため、コンビニエンスストアなどで買える事業系有料ゴミ処理券を買う方が入手しやすく安く済みます。

1.2.2 可燃ごみの取り扱い

1.2.2.1可燃ごみとして出せるもの
  • 紙くず:コピー用紙、包装紙、紙袋など
    ※量が多い場合事業系資源ごみになります。1.2.4に詳細を記載します。
    ※シュレッダーゴミは区で回収は行っていません。事業系資源ごみをご参照ください。
  • 布くず:衣類、タオル、ぬいぐるみなど
  • 木くず:割り箸、つまようじ、木工品のかけらなど
  • 革製品:靴、バッグ、ベルトなど
  • ゴム製品:ゴム手袋、消しゴム、ゴムバンドなど
  • ビニール製品:ビニール袋、ラップ、レジ袋など
  • プラスチック製品:プラスチック容器、おもちゃ、文房具など
    ※食品発泡トレイは事業系資源ごみになります。
1.2.2.2可燃ごみとして出せないもの
  • 危険物:電池、スプレー缶、ライターなど
  • 資源ごみ:ペットボトル、ビン、缶など
  • 不燃ごみ:金属製品、ガラス製品、陶磁器など
  • 粗大ごみ:家具、家電製品、自転車など

1.2.3 不燃ごみの取り扱い

1.2.3.1不燃ごみとして出せるもの
  • 金属:鍋、フライパン、包丁、工具など
    ※スプレー缶、カセット式ガスボンベは金属ゴミですが『別の袋』に入れて  必ず最後まで中身を使い切ってから”穴をあけずに”スプレー缶と表示を出したうえでお出しください。
  • ガラス:びん、コップなど
    ※割れていないものは「ワレモノ」、割れている物は「キケン」と表示してください。
    ※割れて鋭利なものは厚紙に包んで出してください。
  • 陶磁器:茶碗、皿、湯呑み、食器など
    ※割れていないものは「ワレモノ」、割れている物は「キケン」と表示してください。
    ※割れて鋭利なものは厚紙に包んで出してください。
  • 乾電池:アルカリ乾電池、マンガン乾電池など
    ※充電式電池(リチウムイオン電池等)は処理が細かく分かれております。  詳細に関しては台東区の充電式電池分別フローをご参照ください。 https://www.city.taito.lg.jp/kurashi/gomi/wakekata/gomiinfo/moyasanaigomi.files/jyuudensikidenti.pdf
  • 水銀を含むごみ:体温計、血圧計、蛍光灯、電球など
  • その他:ライター・携帯用カイロ・小型電気製品・傘など
    ※ライターは中身を使い切ってから別の袋に入れてライターと記載したうえでお出しください。

1.2.4事業系資源の取り扱い

事業者のごみは自己処理責任が法令によって定められています。
資源を自ら処理できない場合は、いずれかの処理方法で処理する必要があります。

1.許可業者に処理を委託する

2.オフィスリサイクルシステムを利用する

3.区の資源回収を利用する

1.許可業者に処理を委託する

弊社のグループ会社でもご対応可能ですので、お気軽に弊社までご連絡ください。

お問い合わせの際は廃棄予定物を教えて頂きますようお願いします。

別の業者様にご依頼される際は必ず廃棄物処理業許可証を所有しているか確認をしてください。
廃棄物の処理を委託する場合は、処理業者と委託契約書を交わす必要がございます。
※事業系資源の他、粗大ごみや1日に50kg以上のゴミが出る場合は区では収集できませんので
 許可業者に処理を委託する必要がございます

事業系資源ごみの場合でも事業系有料ゴミ処理券が必要になります。

2.オフィスリサイクルシステムを利用する

台東区オフィスリサイクルシステムとは区内にあるリサイクル業者が、古紙を事業所から直接定期的に回収するリサイクルシステムです
ただ、こちらは排出量が30kg以上になった場合の回収になりますので事務所に確保するスペースがある場合、有料ゴミ処理券より安価で済む場合がございます。

ただ、こちらは古紙しか取り扱っておりませんので他の資源ごみもある場合はご注意ください。

回収品目回収料金区資源回収料金(参考)
OA紙
新聞紙
雑誌・その他
ダンボール
15円/kg46円/kg
シュレッダー処理紙200円/45ℓ391円/45ℓ

お申込みは直接下記までご連絡ください

台東リサイクル事業協同組合 事務局 電話:03-5824-0684

3.区の資源回収を利用する

1日50kg未満の事業系資源に限り「有料ごみ処理券」を貼ったうえで決められた資源回収日に排出することができます。事業系資源ごみの場合でも事業系有料ゴミ処理券が必要になります。

排出できるものは「古紙類」「びん」「缶」「ペットボトル」「食品発泡トレイ・カップ」になります。こちらの資源はごみ同様「有料」になります

品目出し方(有料ごみ処理券の基準)出せないもの
新聞、雑誌、紙パックひもで束ねて出してください、高さ10cmで10リットルのごみ処理券を貼ってください。シュレッダー屑、防水加工紙、アルミコーティングされているもの
ダンボール折り畳み、ひもで束ねて出してください。おおむね35cmx35cmx55cm(みかん箱)くらいの段ボール2枚で10リットルのごみ処理券を貼ってください汚れがひどいもの
びん、缶、ペットボトル、食品発泡トレイ・カップ①キャップがあれば外し、水でゆすいでください
②種類別に半透明の袋へ入れ袋に応じたごみ処理券を貼ってください
③家庭用資源回収コンテナの脇にだしてください。
※種類別に袋へ入れた上で、1つの大きな袋にまとめてシールを張ることも可能です。
汚れが落ちないもの
陶器、グラス類
金属のキャップ
スプレー缶、カセットボンベ
洗剤ボトルなどPETマークがついていないボトル
3.1以下の品目は間違えがよく見受けられるので注意。
品目出し方(有料ごみ処理券の基準)出せないもの
蛍光灯5本につき10リットルのゴミ処理券を貼ってください。燃やさないごみにだしてください。
一斗缶1缶につき10リットルのゴミ処理券を貼ってください。
潰したものは、5缶で10リットルのゴミ処理券を貼ってください
燃やさないごみにだしてください。
発泡スチロールおおむね33cmx48cmx20cmくらいの発泡スチロール(鮮魚店の保冷ケース)1個で10リットルのゴミ処理券を貼ってください。燃やすごみに出してください。

1.2.4事業系資源の取り扱い

特に、事業活動で発生する紙ごみは、資源有効利用促進法に基づき、古紙問屋や回収業者に売却するか、無料回収に出すことが義務付けられています。また、オフィス家具やOA機器なども、資源としてリサイクルできる場合があります。廃棄する前に、リサイクル業者に相談してみるのも良いでしょう。

詳しくは、台東区の事業系ごみのページをご覧ください。

2. 鶯谷駅周辺のごみ収集スケジュール

鶯谷駅周辺は台東区に属しており、ごみ収集は台東区のルールに従って行われます。しかし、同じ鶯谷駅周辺であっても、町会によって収集曜日や時間帯が異なる場合があります。そのため、必ずお住まいの地域のルールを確認することが重要です。

2.1 各ごみ種別の収集曜日

上記はあくまで一例です。お住まいの町会によって、収集曜日が異なる場合や、さらに細かい分別が必要な場合があります。例えば、プラスチックごみを出す日が週に2回設定されていたり、ペットボトルはスーパーの回収ボックスに出すなど、地域によってルールが異なるケースがあります。また、事業活動に伴い排出されるごみについては、事業系ごみとして、企業の責任で処理する必要があります。事業系ごみの出し方については、台東区のホームページで確認するか、台東清掃事務所に問い合わせてください。

2.2 収集時間とごみ出しの方法

2.2.1 収集時間

  • 午前8時までにごみ集積所に出してください。収集時間は地域によって多少前後することがあります。また、年末年始などの時期は、収集時間が変更になる場合もあるため注意が必要です。

2.2.2 ごみ出しの方法

  • 台東区では、可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみに分別してごみ袋に入れて出してください。ごみ袋はスーパーや薬局などで購入できます。透明または半透明の袋であればオッケーです。
  • ごみ袋はしっかり縛り、中身が飛び散らないようにしてください。
  • 収集日までにごみ集積所に出してください。前日夜からのごみ出しは可能です。ただし、カラス被害などを防ぐため、なるべく朝に出すようにしましょう。

2.2.3 早朝・夜間のごみ出しに関する注意点

  • 午前8時を過ぎてからの収集時間帯以外は、ごみを出さないでください。(水曜日回収日のごみを月曜日に出すなど)
    ルールを守らないと、ごみを回収してもらえないばかりか、近隣住民に迷惑をかけることになります。
    一部マンションなどでは24時間ゴミ出しOKな所もございます。ので各地域のローカルのゴミ出しルールをご確認ください。
  • カラスや猫による被害を防ぐため、夜間のごみ出しはなるべく控え、収集日の朝に出すように心がけましょう。特に、生ごみなどは、夜に出すと動物に荒らされる可能性が高いため、注意が必要です。また、ごみを出す際は、ネットをかけたり、蓋付きの容器に入れたりするなど、動物対策をすることも有効です。

これらの情報は、あくまで一般的な情報提供であり、最新の情報や詳細なルールについては、台東区のホームページなどを参照するか、台東区役所へお問い合わせください

3. 適切なごみの分別方法

ごみを分別するために、具体的な品目と分別方法、注意点などを詳しく解説します。資源を有効活用し、環境負荷を低減するために、以下の情報を参考に正しく分別を行いましょう。

3.1 紙類の分別と処理

品目分別注意点
新聞紙資源水に濡れていない状態で、重ねて紐で縛る
雑誌・パンフレット資源ホチキスは取り除かなくても良い
段ボール資源折り畳んで、紐で縛る。ガムテープは剥がす。通販などの利用で段ボールが大量に出る場合は、資源回収業者に依頼するのも一つの方法です。
紙パック資源中身を洗い、乾燥させてから折り畳む。
包装紙可燃ごみ
(紙マークがある場合は資源)
紙マークの有無を確認をしてください。
写真可燃ごみ
カーボン紙可燃ごみ

3.2 プラスチック類の分別と処理

品目分別注意点
ペットボトル資源キャップとラベルを外し、中身を洗い、乾燥させてから潰す。
プラスチック製容器包装資源汚れを取り除き、分別マークを確認する。プラスチック製容器包装は、文具や日用品などにリサイクルされます。
カセットテープ・CD・DVD・BD可燃ごみ・不燃ごみアルミ箔がついている物は燃えるゴミ・ケースはプラスチック製容器包装へ捨ててください
ただ台東区では、ビデオテープ、カセットテープ、フロッピーディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)、ミニディスク(MD)、光磁気ディスク(MO)は施設に設置されている専用回収ボックスで回収をしています。 詳細はこちらをご参照ください。https://www.city.taito.lg.jp/kurashi/gomi/wakekata/shigenjoho/kyotenkaishu/videotape.html
ライター不燃ごみガスを抜いてから捨てる

3.3 電子機器の処理方法

電子機器は、資源有効利用促進法に基づき、適切に処理する必要があります。家電リサイクル法の対象となるエアコン、テレビ(液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、区では回収しておりませんので家電量販店に引き取りを依頼してください。パソコンは、メーカーまたはパソコン3R推進協会に回収を依頼します。携帯電話やスマホは、携帯ショップで回収を行っています。小型家電には、使用済み小型電子機器等の回収・再資源化の促進に関する法律(小型家電リサイクル法)の対象となるものがあります。

購入した店舗が廃業や不明な場合は当社または家電リサイクル受付センターにご連絡ください。
受付センターにご連絡された場合、弊社と同様な民間の収集運搬許可を持つ民間の業者が回収に来ます。
なおリサイクル料金の他に収集運搬料金が発生しますのでご注意ください。

3.3.1 特別な処理が必要な機器

  • プリンターカートリッジ:メーカーまたは販売店に回収を依頼します。使用済みカートリッジは、新しいカートリッジの製造に再利用されます。
  • 電池類:乾電池、ボタン電池などは、有害ごみとして、所定の回収ボックスに出す電池には有害な金属が含まれているため、環境汚染防止のために種類に応じた適切な処理が必要です。

4. 環境に配慮したごみの減量対策

企業が事業活動を行う上で、環境への配慮は欠かせない要素となっています。特にごみ問題は深刻化しており、その削減は企業の責任として重要性を増しています。ここでは、鶯谷駅周辺で事業を営む企業が取り組める、環境に配慮したごみの減量対策について詳しく解説します。

4.1 リサイクル活動の重要性

リサイクルは、ごみを資源として再利用することで、環境負荷の低減に大きく貢献します。企業は、適切な分別とリサイクル活動への積極的な参加を通じて、資源の循環型社会の実現に貢献する責任があります。 地球温暖化や資源枯渇といった地球規模の課題解決に向けて、事業活動における環境負荷低減は企業にとって喫緊の課題です。リサイクルは、これらの課題解決に貢献するだけでなく、企業イメージの向上やコスト削減など、多くのメリットをもたらします。

  • 資源の節約: リサイクルによって、天然資源の採取を抑制し、資源の枯渇を防ぐことができます。例えば、アルミニウム缶のリサイクルは、ボーキサイトの採掘量削減に繋がり、森林破壊や土壌汚染の防止に貢献します。
  • 環境負荷の低減: 新たな製品を製造するよりも、リサイクル材を使用する方が、エネルギー消費量やCO2排出量を大幅に削減できます。例えば、ペットボトルをリサイクルしてペットボトルを製造する場合、石油から製造する場合と比べて約60%のCO2排出量削減になります。
  • 埋め立て地の延命化: リサイクルによってごみの量が減れば、最終処分場となる埋め立て地の延命化に繋がります。埋め立て地の新設は困難な場合が多く日々蓄積されるものの為、既存の埋め立て地の延命処置は重要な課題です。
  • 企業イメージの向上: 環境問題への意識の高まりから、環境に配慮した企業活動は、消費者や取引先からの評価に繋がります。リサイクル活動は、企業イメージの向上、ひいては顧客獲得や取引拡大に貢献する可能性があります。
  • コスト削減: 廃棄物処理にかかる費用は、企業にとって大きな負担となります。リサイクルを推進することで、廃棄物処理量を減らし、コスト削減に繋げることができます。また、リサイクル素材を活用することで、原材料費の削減も期待できます。

4.2 企業でできるリサイクルの取り組み例

企業規模や事業内容に関わらず、日々の業務の中でリサイクルを意識することで、環境負荷を低減できます。以下は、企業が取り組める具体的なリサイクルの例です。

4.2.1 オフィスでの取り組み

オフィスでは、日々様々な種類のごみが発生します。従業員一人ひとりがリサイクルを意識することで、企業全体で大きな成果を上げることができます。

取り組み内容効果
紙ごみの分別・リサイクルオフィスで発生する紙ごみを、種類(機密書類、新聞、雑誌、段ボールなど)や状態(白色度、汚れの有無など)に応じて分別し、リサイクル業者に回収を依頼する。機密書類は、専門の処理業者に委託することで、情報漏洩のリスクを回避しつつ、リサイクルすることができます。紙資源の有効活用、森林資源の保護、CO2排出量削減。情報漏洩リスクの軽減。
ペットボトル・缶・瓶の分別回収オフィス内に分別回収ボックスを設置し、従業員に適切な分別を促す。回収したものは、リサイクル業者に引き渡す。ペットボトルはキャップ、ラベル、本体に分別することで、よりリサイクル率を高めることができます。資源の再利用、エネルギー消費量削減、CO2排出量削減。リサイクル工程の効率化。
使用済みトナーカートリッジ・インクカートリッジの回収メーカーや販売店が提供する回収プログラムを利用し、使用済みカートリッジを回収・リサイクルに出す。これらのカートリッジには、貴重な重金属が含まれており、リサイクルすることで資源の有効活用に繋がります。資源の有効活用、廃棄物削減。新たな資源の採掘抑制。
マイカップ・マイボトルの推奨従業員にマイカップやマイボトルの使用を推奨することで、使い捨てカップやペットボトルの消費量を削減することができます。オフィス内に給水設備を設置することも効果的です。廃棄物削減、資源節約、CO2排出量削減。従業員の健康意識向上。
ランチ用食器の利用促進使い捨ての弁当箱や割り箸ではなく、マイ箸やランチボックスを持参する、あるいはオフィスに洗浄可能な食器を常備することで、廃棄物削減に繋がります。廃棄物削減、資源節約。従業員の環境意識向上。
グリーンカーテンの設置ゴーヤや朝顔などのつる性植物を窓際に植えてグリーンカーテンを設置することで、夏の強い日差しを遮り、室温の上昇を抑えることができます。エアコンの使用量削減による省エネ効果だけでなく、CO2削減にも貢献します。省エネ効果、CO2排出量削減。従業員の環境意識向上。

4.2.2 事業活動における取り組み

製品の設計や製造、販売、廃棄といった事業活動のあらゆる段階で、環境負荷を低減するための取り組みが求められます。

取り組み内容効果
製品・梱包材のリサイクル素材利用製品や梱包材に、リサイクル素材を積極的に活用する。再生プラスチックやリサイクル紙などを使用することで、環境負荷を低減できる。例えば、使用済みペットボトルを原料とした再生繊維を使用して制服やノベルティグッズを作製する、といった取り組みがあります。資源の有効活用、環境負荷の低減、企業イメージ向上。新たな雇用創出の可能性。
製品の長寿命化・修理の促進耐久性の高い製品を開発したり、修理サービスを提供したりすることで、製品の寿命を延ばし、廃棄物の発生を抑制する。製品の修理やメンテナンス情報を提供することで、顧客が長く製品を使用できるようサポートすることも重要です。資源の節約、廃棄物削減、顧客満足度向上。製品の価値向上。
リサイクルしやすい製品設計製品の設計段階からリサイクルを考慮し、分解・分別しやすい構造にすることで、リサイクル率を高める。例えば、異なる素材を組み合わせる場合、接着剤の使用を最小限に抑えたり、簡単に取り外せるように設計することで、リサイクルを容易にすることができます。資源の有効活用、環境負荷の低減、企業の環境配慮イメージ向上。循環型経済への貢献。
輸送効率の向上輸送ルートの見直しや共同配送などを実施することで、輸送距離や燃料消費量を削減し、CO2排出量削減に繋げることができます。また、環境負荷の低い鉄道や船舶輸送への切り替えも有効です。CO2排出量削減、環境負荷の低減。輸送コスト削減の可能性。
サプライチェーン全体での環境配慮取引先企業に対しても、環境に配慮した活動への協力を求めることで、サプライチェーン全体での環境負荷低減を目指します。例えば、環境マネジメントシステムの導入や、環境負荷の低い原材料の使用を促すことができます。
弊社ではエコアクション21の環境マネジメントシステムを取得しており、環境に配慮した分別を行っております。
サプライチェーン全体での環境負荷低減、企業価値の向上。持続可能な社会の実現への貢献。

4.3 エコ製品の利用と廃棄物の減少

環境負荷の低いエコ製品を積極的に利用することで、廃棄物削減に貢献できます。また、製品のライフサイクル全体を考慮し、購入から廃棄までのプロセスで環境負荷を低減できる製品を選択することが重要です。 価格や機能だけで製品を選ぶのではなく、環境負荷を考慮した製品選択が、企業の責任として求められます。

4.3.1 エコ製品の例

エコ製品には、以下のようなものが挙げられます。環境ラベルなどを参考に、環境負荷の低い製品を選択しましょう。

  • 再生紙: 使用済みの紙を原料とした再生紙は、木材の使用量を減らし、森林資源の保護に貢献します。古紙配合率の高い再生紙や、森林認証制度の認証を受けた製品を選ぶことが重要です。
  • リサイクルプラスチック: 使用済みのプラスチックを再生利用したリサイクルプラスチックは、石油資源の節約やCO2排出量削減に効果があります。強度や耐久性に優れた再生プラスチックも開発されており、様々な用途に利用できます。
  • 省エネ家電: 消費電力の少ない省エネ家電を選ぶことで、電気の使用量を削減し、CO2排出量削減に貢献できます。最新の省エネ基準を満たした製品や、エネルギー消費効率の高い製品を選びましょう。
  • 詰め替え製品: 詰め替え製品を利用することで、容器包装の廃棄量を削減できます。洗剤やシャンプーなど、様々な製品で詰め替え製品が販売されています。コンパクトな詰め替え製品を選ぶことで、輸送時のCO2排出量削減にも繋がります。
  • 長く使える製品: 高品質で耐久性の高い製品を選ぶことで、買い替え頻度を減らし、廃棄物の発生を抑制できます。修理しながら長く使える製品を選ぶことも、環境負荷低減に繋がります。

4.3.2 廃棄物削減のための取り組み

廃棄物を減らすためには、以下の様な取り組みも有効です。

  • 必要最小限の購入: 必要なものだけを購入し、過剰な消費を控えることが重要です。本当に必要なものかどうか、購入前に見直してみましょう。大量購入による割引に惑わされず、必要な量だけを購入する計画性も大切です。
  • 使い捨て製品の削減: マイバッグやマイボトルを持ち歩く、使い捨ての食器やカトラリーを避けるなど、使い捨て製品の使用をできるだけ減らすように心がけましょう。オフィスでも、使い捨てのボールペンやメモ帳ではなく、繰り返し使えるものを利用することで、廃棄物削減に繋がります。
  • シェアリングサービスの利用: 車や自転車、衣服など、必要な時に必要なだけ利用できるシェアリングサービスを利用することで、所有に伴う環境負荷を軽減できます。オフィススペースや会議室などをシェアリングサービスで利用するのも有効です。
  • デジタル化の推進: 書類をデジタル化することで、紙の使用量を削減できます。また、電子契約やオンライン請求書などを活用することで、印刷や郵送に伴う環境負荷を低減できます。社内会議や研修なども、オンラインで実施することで、移動に伴うCO2排出量を削減できます。
  • 食品ロスの削減: 食品の適切な管理や調理方法を工夫することで、食品ロスを削減することができます。従業員食堂などで、食べ残しを減らすための啓発活動や、残った食材を活用したメニューを提供するなどの取り組みも有効です。

これらの取り組みを通じて、企業は環境負荷の低減に貢献し、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいくことが求められます。従業員一人ひとりが環境問題に対する意識を高め、積極的に行動していくことが重要です。

5. ごみ捨てに関するよくある質問

5.1 ごみ収集場所の指定について

5.1.1 Q. 事業所のごみはどこに出せばいいですか?

A. 事業所から出るごみは、一般家庭ごみとは別の場所に排出する必要があります。多くの場合、事業所が契約している廃棄物処理業者に収集を依頼し、指定された場所に出すことになります。契約内容や収集ルートは業者によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
新規で事業を立ち上げたり、まだ指定の廃棄物処理業者がおりませんでしたら、是非アール・イー・ハヤシまでご相談ください。相談は無料です。

5.1.2 Q. 収集場所がわからない場合はどうすればよいですか?

A. まずは、賃貸契約書を確認してみましょう。契約書に記載がない場合は、管理会社または大家さんに問い合わせてみましょう。新規に事業を始める場合は、ぜひ一度弊社にご相談ください。一般事業ごみを専門としたグループ会社をご紹介いたします。

5.2 特定のごみの処分方法

5.2.1 Q. パソコンやエアコンなどの家電製品はどのように処分すればよいですか?

A. パソコン、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機のいわゆる家電リサイクル法対象品目は、通常のゴミとしては処分できません。購入した店舗に引き取りを依頼するか、郵便局でリサイクル料金を支払い、指定の場所に持ち込む必要があります。大量にある場合弊社で代行業務も可能です。詳しくは、一般社団法人家電製品協会 家電リサイクル券センターのウェブサイトをご覧ください。

5.2.2 Q. 蛍光灯や乾電池などの有害ごみはどうすればいいですか?

A. 蛍光灯や乾電池には有害物質が含まれているため、分別して「有害ごみ」として出す必要があります。スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどに設置されている回収ボックスを利用するか、区役所が指定する回収場所に出しましょう。 また、製品や電池に表示されているマークを確認することも重要です。

5.2.3 Q. 事業活動で大量に出る廃棄物はどのように処理すればよいですか?

A. 建設廃材、産業廃棄物など、事業活動に伴って大量に発生する廃棄物は、処理方法が異なります。専門の許可業者に委託する必要があり、不法投棄は法律で厳しく罰せられます。 産業廃棄物処理業者は、収集・運搬、中間処理、最終処分のそれぞれの段階で許可を取得している必要があります。処理を委託する際には、これらの許可証を確認しましょう。 弊社では収集・運搬と中間処理の許可を取得しております。また、廃棄物の種類に応じて適した最終処分場を選定し持ち込む手続きまでを一括で行いますので、ご自身で探していただいたりリスケジュールがうまくできるかといったご不安を弊社で解決できますのでお気軽にご相談ください。

必要な書類やマニュフェストの記載方法など、初めてな場合がご不安なことが多くあると思いますが弊社ではマニュフェストの作成などのサポートも行っておりますので、廃棄物を出したことがないや不安な場合は是非頼りにしてください。

5.3 粗大ごみの処理手続きと費用

5.3.1 Q. 粗大ごみはどうやって捨てればいいですか?

A. 粗大ごみを捨てる場合は、お住まいの地域の自治体に申し込みが必要です。電話、インターネット、または所定の申込書で申し込みを行いましょう。金額面に関しては廃棄する物によりますので台東区に連絡して正しい料金を張り付けてお出しください。 台東区の場合、「粗大ごみ受付センター」に電話またはインターネットで申し込みができます。インターネットで申し込む場合は、台東区粗大ごみ受付センターのウェブサイトから手続きができます。

5.3.2 Q. 粗大ごみの処理費用はいくらかかりますか?

A. 粗大ごみの処理費用は、品目やサイズによって異なります。一般的に、タンスや机などの大型家具は数千円が目安となります。事前に確認しておきましょう。 台東区の場合、処理券は、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、郵便局などで購入できます。

5.3.3 Q. 粗大ごみの出し方は?

A. 指定された収集日の朝に、自宅前など決められた場所に出します。粗大ごみ処理券に氏名などを記入し、分かりやすい場所に貼ってください。 また、家電リサイクル法対象品目は、粗大ごみとは別に処理する必要がありますので注意が必要です。 台東区の場合、収集日の午前8時00分までに、粗大ごみを指定の場所に出す必要があります。

6. まとめ

鶯谷駅周辺で事業を営む企業や住民にとって、適切なごみの分別・処理は地域住民との共存や環境保全のために欠かせない責任です。この記事では、企業が特に留意すべき可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみの分別方法、収集日時の確認方法、そして環境負荷を低減するためのリサイクルや減量化の取り組みを紹介しました。これらの情報を参考に、法令遵守はもちろんのこと、地域社会と環境に配慮した廃棄物処理を実践していきましょう。